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カテゴリ: 編集部より

記事カテゴリ:作品

三国志キャラクター稿遊記 ⑩

■曹操を描く(1) 

土林です。いつお話しようかタイミングを考えあぐねていました。三国志の偉人達の中で曹操(そうそう)が1番好きだという方は多いと思います。

幼少期から大人になるまで、多くのエピソードが語りつがれ、実に色々な側面を持つ曹操。僕がキャラクターを描く時に、まずその人物の歴史的エピソードなどの経緯を重視しているので小説を普通に読んでみて、それからさらに細かい区切りで読んで、人物考察をする。

僕が描いているのは吉川英治著・三国志の曹操なので、筆者の文章から「吉川英治先生は、曹操という人物像をこう思っているのではないか。」という点を僕なりに組み立てていきます。実は、以前お話しした劉備(りゅうび)では、キャラクターを起こす時1番頭を悩ませたのですが、曹操に関しては初稿の頃からわりとスッと僕としての曹操像のイメージが出せました。毎回の事ですが難産なキャラクターもあればスッと出てくるキャラクターもあり、日々、描きながら一喜一憂しています。

 

 

 

 

星海社文庫 三国志(一)



(written by 土林誠



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