編集部ブログ夜の最前線

2014年9月16日 22:40

『アリス・エクス・マキナ 01』試し読み開始!

こんばんは、広報の築地(@seikaisha_kt)です。

9月11日より発売となった星海社FICTIONS『アリス・エクス・マキナ01 愚者たちのマドリガル』
おかげさまで、好調に売れております!
いくつかの書店さんにもお伺いし、販売状況等を店員さんにお伺いすることができました。
店頭の様子を少しご紹介しますね。

 


COMIC ZIN秋葉原店さんの店頭。迫力のレジ前陳列! 特典ポストカードもひと目でわかる!


さて、その『アリス・エクス・マキナ』ですが、本日9月16日より最前線にて無料試し読みを開始しました!

 

最前線試し読みページは、そのタイトル内容や特徴に合わせて背景を独自に設定しています。
『アリス・エクス・マキナ』のページ背景は、数字の「0」と「1」の羅列
すでに本書を読んで頂いた方にはなぜこの背景になったのか、おわかりになるはずです。
未読の方は、是非この試し読みでその意味を確かめてみてくださいね。

第1回公開ページでは、「人格プログラム」、「高性能アンドロイド」、「調律」というような
キーワードにより舞台となる世界観が描写されます。
アリスとはなんなのかーー。ここから『アリス・エクス・マキナ』がスタートします。

そして僕が引き込まれたのは、プロローグ


「わたし駄目だ。ちょっと離れるだけなのに、何でこんなに寂しいんだろ」
泣き笑いの面持ちでのその台詞を最後に、辛うじて言葉を成していた彼女の声は、
嗚咽へと変わった。
小さな手で自身の顔を覆い、弱々しく儚げに、その肩を震わせた。
大丈夫だ。
お前の言葉の通り、俺達はほんの少し離れるだけなんだから。
海を渡る訳でもない。
黄泉路を下る訳でもない。
きっと直ぐにまた会える。
きっと直ぐに、笑顔で言葉を交わせるようになる。


こちらはプロローグに出てくる一文ですが、とにかく描写が繊細で美しいのです。
プロローグで引き込まれること、間違いありません。

なお試し読みには掲載されていない、本書でしか見ることができないページがあります。
それが、伊吹契(@KeiIbuki)さん x 大槍葦人(@oyari)さんによる巻頭口絵です。
登場するアリスが、それはそれは美麗に登場しております。
是非、本書も試し読みも合わせてお楽しみください!
試し読みは随時更新していきますので、最前線をチェック願います!

それでは!