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作品名より、自分が受けた影響の大きさで選んでみました。『教科書』ですが、映画が一本交じっています。

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「教科書」なる言葉に誰もが抱く気持ちとして、「うざったい」というものがあるのではないでしょうか。自ら進んで獲得したのではなく、上から与えられるという感覚です。しかし……義務教育を終えて久しいので云いますが……与えられるという子供の特権は、大人になれば当たり前に喪失し、あるのはただ無為なる日々、または自発的な勉強だけです。今回は、「おチビ時代に教科書として与えられたが、結果的には最高で最強だった」という作品を挙げます。

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む、むずかしいテーマですね。そもそも「教科書」ってなんだろう。ふと、そんなことを考えてしまうぜー。だいたい教科書って、好きか嫌いかで言えばもちろん嫌いだったし、僕は決して優等生ではなかったので、教科書で人生を変えられた覚えもない。いったい何だったんだろう、僕の学生時代は。

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教科書って、そのときそのときで持っているものは変わるんじゃないかって気がしています。なので、小さい頃から順番に、わたしの持っている教科書を紹介します。ただこれは、今のわたしが思い出せる教科書です。本当は忘れてしまった教科書が多分、たくさんあるんですけど…多分そういうのは、今は本の形じゃなく、いろんなところでわたしの一部になっていると思うのです。

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実際に僕は1冊の本や1枚の音盤に人生を変えられた経験があるので、もちろん信じています、人生を変えた教科書という考え方。ひっくりかえせば、作品には受け手の人生に介入しそれを変えてしまう力があるわけです。そう考えると作品は巨大な力を持っていて、あらゆる状況や規則を超えて人を動かせる。怖いですね、教科書って……。しかし西島の作品もかくありたいと思います。がんばります。


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