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北条沙都子ほうじょう・さとこ

部活メンバーの一人で、梨花と並ぶ年少組。トラップ(罠)作りの名人であり、転校初日の圭一を痛い目に遭わせている。沙都子と梨花が遊び場にしている学校の裏山には至る所にお手製のトラップが仕掛けられており、知らずに足を踏み入れると危険なのだとか。まだ幼いながらも運動神経が抜群によく、屋外で行われる部活動は大の得意。
「〜ですわ」というお嬢様めいた口調で喋るものの、実は敬語の使い方などがめちゃくちゃ。料理は一応こなせるようだが、ブロッコリーとカリフラワーの区別がつかないなど、レナや梨花の腕前にはまだまだ及ばないようだ。

二年目の祟りで両親を失っている。二人は自然公園の展望台から渓流に落下。設置されていた柵が壊れたことが原因だという。父の遺体は発見されたが、母の遺体は発見されることなく今に至る。また、四年目の祟りでは沙都子の義理の叔母が殺害され、兄の北条悟史が失踪している。叔母の死は「主婦撲殺事件」として知られているが、新聞には掲載されなかった。