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古手梨花ふるで・りか

部活メンバーの一人。年齢は圭一よりもずっと下。「み〜♪」「にぱ〜☆」という愛くるしい声や仕草で、よくマスコット的な扱いを受けている。猫に形容されてみんなに可愛がられているが、部活動で見せる狡猾な立ち回りは圭一も舌を巻くほど。
幼くして古手神社の巫女を務めており、毎年6月に行われる綿流しの祭りでは、雛見沢の守り神「オヤシロさま」に演舞を奉納するという重要な役割を果たす。その際に用いる鍬は大人用の祭具であるため梨花の手には重く、懸命に事前練習を重ねる姿が見られる。家事全般が得意で、料理、洗濯、裁縫とすべて一人前にこなせる腕前。しかし部活メンバーから絶賛された際、本人は「…ボクより、レナの方がお料理は上手です」と述べている。

三年目の祟りで両親を失っている。古手神社の神主だった父は綿流しの夜に体調を崩し、病院で手当を受けたが、深夜に容態が急変して死亡。母はその直後、鬼ヶ淵沼への身投げを仄めかした遺書を残し行方不明になったという。