手のひらの露 3
- 星海社FICTIONS
- 定価: 1,350円(税別)
- ISBN: 978-4-06-139939-6
- 発売日: 2016年04月15日
- サイズ: B6判
トレーダーの兄・手代木譲は、因縁の相手・熊谷の罠にはまり、手持ち資産の過半を失った。 いっぽう、兄が過去に犯した罪を知り、法律家の道を志すようになった主人公・菊宮優吾は、法科大学院の受験勉強に励んでいた。
季節は移ろい、優吾の進路上には、京都を離れるという選択肢が浮かびはじめる。 そして、手痛い敗戦に沈んでいた手代木も、優吾の友人たちの助力を得て、熊谷への逆襲を試みようとしていた......。
人生に一度だけ訪れる特別な季節を描いた、露のように儚く美しい京都青春譚、これにて終幕──。
編集者コメント
血の繋がらない弟兄の京都青春譚も、これにて完結! 優吾の選択は? 手代木と熊谷の勝負の行方は? pikomaroさんのイラストもますます美麗です!
星海社・平林