手のひらの露 2
- 星海社FICTIONS
- 定価: 1,300円(税別)
- ISBN: 978-4-06-139927-3
- 発売日: 2015年11月12日
- サイズ: B6判
凄腕トレーダーの兄・手代木譲とともに京都で暮らす大学生の菊宮優吾は、半年ぶりに姿を見せた京都府警の刑事・田所から、手代木がかつて逮捕され、服役していたことを告げられる。
手代木の手法が、法に抵触するギリギリの行為であることを知らされ、尊敬する兄の仕事に対し、複雑な思いを募らせる優吾。
焦燥と苦悩の果てに、自らの歩むべき道を優吾が見出したその時、手代木は、因縁の相手・熊谷が仕掛けた巧妙な罠に、今まさに絡め取られようとしていた……。
移ろいゆく京の四季を借景に描かれる、露のように儚く美しい京都青春譚、待望の第二幕──。
編集者コメント
お待たせしました! 『手のひらの露』2巻をお届けします。同居を開始してから時が流れ、優吾と手代木の関係にも変化が……。そして、二人の身にそれぞれ大事件が起こります。pikomaroさんの美麗な挿絵にも注目です!
星海社・平林