ステイホームの密室殺人 2 コロナ時代のミステリー小説アンソロジー

ステイホームの密室殺人 2 コロナ時代のミステリー小説アンソロジー
  • 星海社FICTIONS
  • 著者: 乙一・佐藤友哉・柴田勝家・法月綸太郎・日向夏・渡辺浩弐
  • 定価: 1,350円(税別)
  • ISBN: 978-4-06-520914-1
  • 発売日: 2020年09月17日
  • サイズ: B6判

緊急事態宣言からの「ステイホーム」のかけ声とともに一瞬で変わってしまった日常を舞台に、さらなるミステリー界の珠玉の才能たちが競演する「ステイホームの密室殺人」、待望の第2巻!


乙一「ステイホーム殺人事件」

新型コロナウイルスに感染し、自宅療養中の男子高校生が刺殺体で発見された。密室殺人の謎を追いかけた末に友人たちが行き着いた、彼の死に込められたメッセージとは? 乙一のせつなさと天才が爆発する傑作。


佐藤友哉「潔癖の密室」

外界との接触をすべて断ち、引きこもった潔癖症一族の家長がリモート家族会議中に刺殺された。潔癖症の家族がなぜ人を刺殺できたのか、そして密室はいかにして作られたのか、二つの謎にリモート探偵が挑む!


柴田勝家「すていほぉ〜む殺人事件」

自粛休業中で無人のメイド喫茶で、店長が死体となって発見された。密室と化した店内の謎を、メイド探偵とメイド喫茶オタクの二人が解き明かす!


法月綸太郎「題名のない朗読会(抄)」

自粛警察がはびこる「新しい日常」下、ボランティア読み聞かせ会の開催で世間から中傷を受け、沈黙していた児童作家が満を持して新たに朗読会を開催した。脅迫状が送りつけられる中、彼が読んだものとは──!?


日向夏「迷惑な殺人者」

ステイホーム期間中、コロナ陽性者が出たマンションで起きた飛び降り事件。その死は自殺か他殺か、謎めいた動機をめぐってコロナ時代ならではの推理が迫る!


渡辺浩弐「末恐ろしい子供」

保育園休園のあおりを受け、遠隔見守りサービスを使って子育てする夫婦。ある日、監視カメラの目をくぐって息子が死んでしまう事件が起こるが、その裏には恐るべき真相が隠されていた──!


編集者コメント

2020年、この一冊を読まずして何を読む? 他に読む本など何もない!

星海社・太田 星海社・太田

ステイホームの密室殺人 1 コロナ時代のミステリー小説アンソロジー

ステイホームの密室殺人 1 コロナ時代のミステリー小説アンソロジー

  • 星海社FICTIONS
  • 著者: 織守きょうや・北山猛邦・斜線堂有紀・津田彷徨・渡辺浩弐
  • 定価: 1,300円(税別)
  • ISBN: 978-4-06-520652-2
  • 発売日: 2020年08月19日
  • サイズ: B6判