編集部ブログ夜の最前線
というわけで『昼の最前線』での前編に引き続き後編です。
今回の更新で『昼の最前線』『夜の最前線』はひとまず終了。年明けに新しいアシエディが入ってきたらまた引き継がれることになると思います。
そんな卒業にあたって収録させて頂いた、平林と山中による星海社初のアシエディ対談です。しかし緑萌さんなんで僕だけタイトルの名前「先生」にしたし……。
どうぞお楽しみ下さい〜!
■来年の抱負
平林:あと、編集者としての来年の抱負を話そうよ。
山中:そうですね。そもそもブログの卒業が「僕らのアシエディの卒業」を祈念してのものだったりするわけで、やはり僕としては「エディターになれるような仕事を来年中にする」というところが抱負でしょうか。
平林:まあ、僕もそうなんだけど、具体的にはどう? 僕は、フィクション/ノンフィクションの両方合わせて、自分がメインで担当する本を最低10冊は出したいと思ってるんだけど。
山中:正直、現状僕は10冊を目標に出来るような感じではないですね……。ただ、『最前線』の企画の部分であっといわせていきたいなぁという思いは強いです。やはり太田さんを見て編集者をしているためか、プロデューサー志向が強くて。企画で勝負していきたい感じです。
平林:うーん、すごいなぁ。僕はまず、本の企画をしっかりって感じかなぁ。太田さんも柿内さんも最初はそうだっただろうし。あと、「星海社の編集者はフィクション/ノンフィクション両方作る」っていうのがあるじゃない? でも、現状なかなか難しい。僕は星海社で最初に、フィクション/ノンフィクション両方のジャンルを両立して本を作る編集者になりたいね。だから、来年はまず、5冊ずつ作るのが目標。自分で少し高めのハードルを設定してるので、容易ではないと思うけどね。
山中:それも目指したい理想なんですよね。僕も今ノンフィクションの企画をいくつか担当させて頂いているんですけど、両方のバランスを取るのって本当に難しい! でもこれが出来ないと星海社では食っていけないんだぜ、って話だったわけですから、やっぱりフィクションでもノンフィクションでも本を作るという部分で食らいついていきたいんですよね。うーん、頑張ります……!
平林:僕も『最前線』で企画を考えないと。『ジセダイ』のリニューアルが2月から始まる予定で、それに向けた作業が1月中にはなんとか終わると思うんで、それと次の新人賞座談会のまとめが終わったら、『最前線』の方も新しい企画を出していきたいね。ここ最近だと、『レビュアー騎士団』のラジオくらいしか新企画をやってないので……。
山中:まぁやりたいことはいくらでもありますね。『最前線』でも『ジセダイ』でも、勿論書籍の方でも、とにかく荒ぶって色々やっていければ、と思ってます。あと、俺はうーさーをハリウッドに送り込むで……!
平林:じゃあ、僕もシーズン先生(森田季節氏)を格闘技界に送り込む!
山中:シーズン先生、いのちはだいじに!
■来年の新企画、チラ見せ!
平林:というわけで、そろそろ締めかな? 最後に、来年の新企画をチラッと告知しとく?
山中:ひとまず控えてるのは、紅玉いづきさんの『サエズリ図書館のワルツ』さんですね。こちらは以前も『青春離婚』のときに告知させて頂きました。そしてもうひとつは、……さすがにまだ言えないw
平林:あー、アレは言えないね。でもまあ、「実現したらすごいぜ!」って感じだよね。
山中:そうですね。まぁ今は焦らしておきますので、来年の僕の活躍にご期待下さいw
平林:わははw えーと、僕のほうは、昨日解禁した芝村裕吏さんの『マージナル・オペレーション』が2月に出ます。これ、初めてメインで担当するシリーズ物です。あと、前の会社にいた頃から仁木英之さんと暖めてきた大型の歴史物企画も夏から秋にかけてお届けできると思います。こちら、1000枚超の大作になる予定です。あとは、もちろんシーズン先生の新作もあるよ! 春頃から新書も! って感じです。ふー、いっぱい宣伝したら疲れた……。
山中:お疲れ様です。芝村さんと仁木さんの企画は傍から見てても平林さんの熱量が伝わってくるので、同じ社内の事ながら楽しみにしております!
平林:ありがとう……って、これじゃあシーズン先生に熱量をかけていないみたいに見えるから! 森田さん、そんなことないですからね!!
山中:ほら、そっちはまだ全貌がなかなか見えてこないからさ……。
平林:まだ企画が固まってないからねw ともあれ、来年は一層頑張っていきましょう! ただし、身体は大事にね。山中君は会社に泊まり過ぎ! 雑誌編集でもあんなに泊まらないから!(経験者)
山中:なんか帰るのめんどくさくなっちゃうんですよね……。研究室時代の悪癖だなぁ……。気をつけます。
平林:というわけで、長々お送りしてきた対談もこの辺で店じまい。皆さん、1年3ヶ月おつきあい下さいましてありがとうございました!
山中:ありがとうございました!! これからは「お知らせブログ」や『ジセダイ』のブログをご覧下さい。もちろんtwitterもね。
(2011年12月28日、Googleドキュメントでひとつの文書ファイルを同時に編集するというチャット形式で収録)