編集部ブログ夜の最前線

2011年8月18日 23:12

編集者の筋トレ

商品名が「先生」というマウスを見つけてしまった。欲しい。

日本で一番作家さんから「先生」と呼ばれている編集者な気が最近してきた、アシスタントエディターの山中です。

 

昨日見た青山裕企さんのドキュメンタリー映像で、青山さんが構図にこだわりすぎてシャッターを切れない状態にならないように、普段からテレビの映像や日々の料理に向かってシャッターを切っているという話が出ていました(ちょっとうろ覚えなので間違っていたらスミマセン)。

 

その話がなんとなくスポーツ選手の筋トレっぽいなぁと思ったのですが、僕自身も普段から本を読むときに結構細かいところを無意識で見てるような、とはたと気づきまして。

 

物語自体はいわずもがなですが、カバーや帯の袖や裏側まで目を通してみたり、奥付の仕様を隅々まで見てみたり、本の冒頭の構成を意識して見たり、柱、ルビの付き方、組版、カバーをはがした表紙周り、などなど……。

 

原稿や校了前のゲラに向き合うことを編集者にとっての真剣勝負だと考えると、普段の読書で変に細かいところまで見てしまうのは編集者の筋トレなのでしょうね。

 

 

(職業病とも言う気がするけど)

 

 

しかし同業者に自分が編集で携わった本をジロジロ見られるのって結構怖い気がする。

やなヤツだなぁ僕……(笑

 

−−−−−

 

書き忘れていましたが、昨日は水曜日だったので最前線セレクションズ更新されております。

今週のテーマは「次に「引っ越し」したときにこれだけは買う」でした。

 

今、まさに引っ越ししたいのです。

シャワールームのみの部屋が!つらい! 日本人にとって風呂がいかに必要なものか痛感しています。

 

ここを見ている方で来年から大学生になり、一人暮らしを始める方もいるでしょう。

先生これだけは言っておきますが、風呂は妥協しない方がいいですよ。豆知識な。