編集部ブログ夜の最前線

2017年4月25日 02:09

体はもやしでできている

スポンジに洗剤をかけようと思って、塩コショウを振りかけようとしていました、丸茂です。
昨日は中沢新一さんの『熊から王へ カイエ・ソバージュ2』を読みました。

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中沢新一さんの講義録シリーズ「カイエ・ソバージュ」をゆえあって再読しています。
9.11を受けて表出した、理解が及ばない外部を野蛮とする、それこそが「野蛮」な思考。
その思考に対向して、自然と人間の間に対称性を築こうとする「神話的思考」をこの講義では探ることになります。
高校生のときの国語の先生に薦められて読んだ際は、「野生の思考? レヴィ=ストロース?」とまったく頭が追いついていなかったのですが、宮沢賢治『氷河鼠の皮』を皮切りに、多くの民俗風習や民話が紹介されていて、それがめちゃくちゃおもしろくて夢中になって読みました。
未だ中沢さんの本はぼくには難解なところ多いのですが、どの本もいろんなエピソードが知識欲を満たしてくれる楽しさがあり、それを辿るうちになんとなく見えてくるものがあります......思想とか哲学とか難しい!と躓いている大学生にオススメです。


さて、先日料理をしないという話をしましたが、ぼくは本当にまともに料理をしません。
大学生活中、ぼくは寮生活をしていたので、実家にいたときより料理をしなくなっていたんですよね......。

ためしに今晩のぼくの夕食を紹介いたします。


材料はもやしと挽肉です。

もやしを洗います。

その間に挽肉を炒めます。

洗ったもやしもあわせて炒めます。

塩コショウで味付けます。

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以上終了。
これと白米が定番です。

なぜもやしばかりかと言うと、ほかの野菜だと包丁を使う手間がかかるからです。
もやしは洗うだけで済みます。
素晴らしい。


......いや、やっぱりダメ人間だよな、これ。
平林さんの「......クソだね」というセリフが今更ながら響いてきました。

ひとまず「炒めるだけ」以上の調理にステップアップしていこうと思います。