編集部ブログ朝の最前線
おはようございます。櫻井です。
『少女マンガの宇宙』という本を購入しました。
「SF&ファンタジー 1970-80年代」というサブタイトルと、
萩尾望都先生の短編「ユニコーンの夢」のA5サイズ掲載にまんまと釣られました...!
(先日のタピスリーのブログといい、私、なんだかユニコーンが大好きみたいだ...)
私はいわゆる「花の24年組」と呼ばれる先生方の作品が大好きです。
なかでも萩尾望都先生が大好きで、特に好きなSF作品は『スター・レッド』。
地球で育った火星人の女の子セイが、ずっと恋い焦がれていた故郷に戻ると、
火星と火星人たちの悲しい運命を知り、それを一身に背負って行く...というストーリーです。
セイは異星人の男の子エルグと行動をともにするのですが、ラストが本当に切ない。
他にも、『11人いる!』とか『マージナル』など、すごく面白いですよね...!
ああ、竹宮惠子先生の『地球へ...』は、高校生の時にはじめて読んで衝撃を受けたなあ...。
『少女マンガの宇宙』のもう1つの見どころは、
少女漫画家がカバーイラストを手がけたハヤカワ文庫の書影を
100点以上掲載しているところです!
私はこの古いハヤカワ文庫の装幀を見たことがなかったので、これは本当に嬉しい!
美しいイラストばかり!!
ぜひ原画展などをやってほしいです。
古書店を探したら、ハヤカワ文庫の実物もまだ手に手に入るのかなあ...。