ここから本文です。

カテゴリ: 編集部より

記事カテゴリ:夜の最前線

こだわりは持つが愛着は持たない

昨日久しぶりに未整理で200枚ぐらいため込んでいた名刺を一気に整理してScanSnapでパソコンに取り込みました。

 

どうも最近気を抜くと一週間で机の上が無残なことになってる気がしたので、今後のことも考えてゲラと原稿以外の紙類は出来るだけ破棄するor机に置かない方向で、先週末ぐらいから家も職場も片付けを進めています。

取り込んだ名刺も基本的には今後見ることはないのですが、紙まで含めてデザインに凝っているのもあったりして、ひとまずまとめて保管しています。Veiaさんの名刺とか超かっこいいんだぜ…。

 

まぁこんな感じで最近あまり多くのモノに対して愛着を持たないよう心掛けるようにしています。

こんな仕事をしていると、兎に角本だ物だと自分の所有物が増え続けるので、こだわりは持つが愛着は持たない、という風にした方がいいように思えるのです。

 

たいして広くもない部屋に物を詰め込みすぎた結果、あまりの圧迫感に心身を壊しかけたので、読み終わった本なんかも出来るだけ捨てるようにしてます。買ってきた小説は自炊してKindleに取り込むまで読まない、とか。

 

これだけ割り切れるのも、僕が元々、編集者になるつもりがこれっぽっちも無かったからかもしれません。

出版社の未来なんて小指の先ほども信じていなかった僕が、たまたま知った星海社に未来を感じ、応募したのはいいけれど、よく考えたら募集要項に業務内容が書かれていない……というわけで入社するまでなにをするかを何も聞かされてなかったのですね(笑

 

いつ振り返ってもムチャクチャだなぁと思うのですが、「編集」の定義なんてこれからどんどん変わっていくはずです。昨日ジセダイのブログに書いた4つの分類もいずれ古くなって、新しい切り口がまた見えてくるでしょう。なので、それぐらい何も分からないで「編集」に向き合っていった方が、案外柔軟になれるんじゃないかと思っています。もの作りにこだわれる気持ちとやる気だけでいいじゃないか、と。

 

そう思うと、編集者が本を作ることがマイナーになる時代も、すぐそこまできているのかもしれませんね。



本文はここまでです。