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カテゴリ: 編集部より

記事カテゴリ:夜の最前線

神は細部に宿り、本質はタイトルに宿る

意識を変えるとモノの見方も変わる、というわけで、最近太田さん(@FAUST_editor_J)が『Fate/Zero』の放送枠でのTVCM制作に関わっているので、自分でも意識的にTVCMを観察するようになりました。

長いようで短く、短いようで長い15秒から30秒の中にどれだけの情報を入れ、それをどうやって見せるのか……TVCMってまさに編集のたまものなのですよね。

 

torneの番組表でたまたま発見した『CM INDEX』という番組も録画してちょいちょい見ているのですが、15秒のCMだとその商品の最大の特徴を伝えておしまい、という場合がほとんどですね。短いように思えるのですが、そぎ落とした果ての“核となる一言”を伝えるには十分すぎる時間なのでしょう。

 

で、CMを見ながら我が身を振り返ってみると、子どもの頃とか今よりアホの子だったので「広報ってCM作ったりすればいいんだよなー」程度にしか思ってなかったような気がするのですが、結局「商品や企画の本質を伝えるにはどうすればいいか」を考えるのが広告であって、CMだったりバナー広告だったりというのは手段のひとつでしかないわけですよね。更に言えば、企画そのものがコマーシャルメッセージを持たないと、なかなかその面白さや本質といったようなものを他者に伝えるのって難しい……。上記の“核となる一言”がそういった本質の一端でしょうか。

 

星海社の企画を振り返ってみると『最前線』『ジセダイ』というそのものずばりなサイト名をはじめ、『坂本真綾の満月朗読館』とか『武器としての決断思考』とか、本質や企画の骨格をそのままタイトルにしたようなものがいくつも見受けられます。前もブログに書いた気がするのですが『坂本真綾の満月朗読館』ってタイトル以外なにひとつ説明が必要ないのですよね。こうやって見方を変えて振り返ってみると改めて力強いタイトルだと思い知ります。

 

というわけで今日の企画会議でタイトルの重要性についての話題があったので、自分自身で振り返るため少しまとめてみました。

神は細部に宿りますが、本質はタイトルに宿るものなのかもしれません。



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