編集部ブログ夜の最前線

2010年11月23日 07:17

ただただいい夜だった

『坂本真綾の満月朗読館』第三夜無事終了しましたね。
リアルタイムで参加されていた皆様、長時間お疲れさまでした。
最初から参加できなかった、はたまた聞き逃してしまった皆様、大丈夫です。12月20日夜10時より再配信がありますのでそちらを是非ご覧下さい。
第一夜、第二夜もそれぞれ18日、19日に行われますので、そちらもお忘れなく。

 

さて、今日という夜は、本当に人生でもそうないぐらいいい夜で、それは今夜の『坂本真綾の満月朗読館』第三夜が数十年後ぐらいに、例えば大学の文学の講義とかでテストケースとして例にあがっても全然大げさじゃないなぁと思えるほど新しい出来事だったのでは無いかと僕は心から思っていて、そこに間近で立ちあえたというのが嬉しかったのですよね。

「初出が朗読」「著者がリアルタイムに読者と同じところを読んでいる(聴いている)」「感想がリアルタイムで(著者とも)共有される」と、今自分は新しい出来事の創出に立ち会っているのだなぁと思わずにはいられない一夜でした。

 

あと星海社というのは本当に誰ともなく常に喋っているような基本やかましい会社なわけですが、朗読の最後の15分ぐらい、水を打ったようにスタッフ全員が静まり返っていたのが印象的でした。本当に、誰もが一言も発したくないというような静まり方でしたね…。

 

今日ほど誰かにありがとうと言いたくなった夜もないかも。第三夜に関してはほとんど何もしていなかった僕ですが、乙一さん、釣巻さん、そして製作に関わった全ての皆様本当にありがとうございます。
最終夜も今から楽しみです。

 

ところで、すでにお気付きだと思いますが本日公開された乙一さんの完全新作『ベッドタイム・ストーリー』は最前線で現在全文公開中です。
期間限定ですが、この機会に是非本文も読んで、次の再配信は本文を読みつつ楽しんでいただければと思います。朗読の後、その小説を人生で初めて読めるって、貴重な経験ですよね。関わった編集者はそこだけは体験できませんので、ある意味羨ましいなと思ってしまうぐらい。

熱を逃さず、物語を噛みしめて欲しいと思います。