こんばんは、アシエディ石川です。
こちらのブログは2018年11月22日にお送りしております。

星海社COMICSでは現在、最新作から過去作まで、"業界最高画質"での電子書籍化を順次進行中でございます。
今月は以下の作品がドロップ！

野上武志『まりんこゆみ』1〜7巻
島崎無印『乙女男子に恋する乙女』3巻
『Fate/Grand Order アンソロジーコミック STAR』9巻

そして......本日"いい夫婦の日"にふさわしい、
HERO×紅玉いづき『青春離婚』。

高校生活最初の春、まったくの赤の他人だった"佐古野"郁美と"佐古野"灯馬。同じ名字で同じクラス、それだけの偶然だったはずが、気づけばクラス中から「夫婦」と呼ばれるようになり――。
それは、夫婦という関係性に恋をしたふたりの、二年と少しの青春の日々。
恋愛小説の次代を担う紅玉いづきが贈る2011年で最も切ない"青春物語"を、気鋭のWEB漫画家・HEROが完全コミカライズ。
「ねぇ、離婚しよう？」
――11月22日。わたし達は青春のまま、離婚をする。

当ウェブサイト『最前線』では以前、季節ものの珠玉の短篇を書き下ろしていただく「カレンダー小説」という企画を実施していました。
そのなかの一作として、2011年11月22日から1週間限定公開されていたのが、紅玉いづきさんの『青春離婚』。
（その後、書き下ろし2篇を収録して単行本化されています。）

この小説版を、イラストを担当されていたHEROさん自らコミカライズしたのが、漫画版『青春離婚』なのです。

本作の見どころは、なんといっても紅玉さんとHEROさんのマリアージュのこの上なさ！
こんなにも"お互いがお互いのためにある"ような作品、そうそうお目にかかれないでしょう。

ジェットコースターのような急上昇・急降下ではないのに、読み手の心のやわらかい部分に触れてくる紅玉さんの作品世界。
青春模様を描かせたら右に出るもののいないHEROさんの、ドライかつウェットな筆致。

それぞれの持ち味がそれぞれの持ち味を高め合う、コミカライズの完成形。
どうぞご堪能ください。