編集部ブログ朝の最前線
大学で5年ぶりに講義を受けた。
とある大学のベンチャーファイナンス講義。
2コマ続けて、計3時間の受講だったが
「あっという間に終わった」という印象だった。
(もちろん内容にもよるが)大学の講義は面白い。
だが、僕が全く同じ講義を、学生のときに
今ほど面白く感じることができるのか、と問われると自信がない。
それは今よりも、学生のときの自分は「聞いて、理解して、評価する」
能力が育っていないからだ。
同じ日本語を聞いていても、聞き手の経験・知識量・発想力等が異なれば
その講義の価値も人それぞれで異なるのは必定だ。
そういった意味では、大学生という若者と一緒に受ける講義は
今の僕にとってはとても受講する価値が高い。
星海社新書のターゲットである「次世代を担う若者」と同じ立場となり
今、若者が何を不足に感じていて、何を求めているのか、という“空気”を
読み取ることができるからである。
その環境に、一緒に講義を受けていた星海社新書編集長・柿内は余程インスピレーションを
受けたのであろう、受講中に柿内から
「岡村くん、こんなタイトル思いついちゃったよ! 超イイでしょ!!」とか
「やばい……。今思いついたこの企画は……とても良い……!」とか
小声かつ超ハイテンションで話かけられ、正直、少し対応に困った。
ともあれ個人的にも企画的にも柿内さん的にも
とても価値ある3時間だった。また受講したいものだ。