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カテゴリ: 編集部より

記事カテゴリ:朝の最前線

新人賞38連戦!

今朝の一言

 

「戦いは技術ではない。

人間と人間が、その人間の厚みをかけて戦うのだ」

 

米長邦雄

 

おはようございます。

アシスタントエディターの岡村です。

 

もうすぐ編集者として働き始めて4ヶ月となります。

まだ、新米も新米な僕ですが、それでも思うことがあります。

編集者の「仕事」とは何なのか? と。

 

ざっくり言うと「本に関わる全てのこと」が仕事になってしまう

わけですが、そのなかでも重要なのが

「作品を適切に評価し、付加価値を与えること」だと僕は思っています・

 

作品を理解し、どこがおもしろくて、どこがつまらないのか

何が良くて、何が悪いのかを分析し、これらを整理して

自分の言葉で作者さんに伝える。

 

このプロセス全てをいかに高いレベルで行えるかによって

与えられる付加価値の大きさが変わってくるわけです。

 

だけどこれが難しい……。

特に自分の言葉で伝える部分。

ここがうまくいかないと付加価値を与えるどころか悪影響を与えること

になってしまいます。

悪影響を与える編集者と仕事をしたい作者さんは居ませんよね?

 

要は何が言いたいのかというと

「作品」は作者と編集者の戦いのフィールドだということです。

 

作者さんが身と魂を削って渾身の作品を書き上げて、

編集者が知と経験から全力で評価する戦いです。

 

いや、ほんとに作品を評価する側も戦いなんですよ。

だって編集者が作品を評価した後は

今度は逆に、作者さんが編集者を評価するわけですから。

 

「この人の言っていることは確かに正しいし、参考にすればもっと作品が良くなりそうだ」

とか作者さんが思えば編集者の勝ちですし

 

「この人の言ってることはよくわからないし、作品を見る目もなさそうだ。他に持っていこう」

とか作者さんが思えば編集者の負けなわけです。

 

おまけに星海社FICTIONS新人賞だとこんなふうに発表されるわけです。

ネットで、世界中に、ずっと

下手に評価しようもんなら、こっちが恥をさらすことになります。

作者さんは匿名で編集者は実名ですから。

 

と、いうわけで第3回星海社FICTIONS新人賞

僕と、僕の担当する38作品の作者さんとの真剣勝負が始まります!

 DSC02289.JPG

38連戦……、勝てる、か!?

 

(written by 岡村邦寛



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