金曜日 森田季節さん
人は少ないけど、カエルと虫がやたら多いところに住んでます、どもども、森田です。今回のお題は今年のいいものを選べというものだそうです。ぶっちゃけ、このお題見た時に、けっこう難しいな……と思いました。というのも、森田は流行にうとい人間でリアルタイムで物事を追いかけることがほとんどなく、数年過ぎてから思い出したように読んだり見たりすることが多々あります。なので今年発売のものを家で探すのにまず苦労しました。そんな中で以下のものをセレクトさせていただきました。どうぞ。
人は少ないけど、カエルと虫がやたら多いところに住んでます、どもども、森田です。今回のお題は今年のいいものを選べというものだそうです。ぶっちゃけ、このお題見た時に、けっこう難しいな……と思いました。というのも、森田は流行にうとい人間でリアルタイムで物事を追いかけることがほとんどなく、数年過ぎてから思い出したように読んだり見たりすることが多々あります。なので今年発売のものを家で探すのにまず苦労しました。そんな中で以下のものをセレクトさせていただきました。どうぞ。
というわけで最終回。みなさんさようなら。またすぐに会いましょう。そう、僕たちは生きている限り、またすぐに会うことができるし、「本年度ベスト作品」について話すこともできるわけです。でも……もしかしたら、もしかしたら僕は、あるいはあなたは、来年の「本年度ベスト作品」について話せなくなっているかもしれません。恐れるなかれ、いつかその日はくる。それまで精いっぱい、書いたり読んだりしようじゃないか。みんな死ぬなよ!
おいおい、まだ2011年ってあと3日残っているじゃない? ベストを決めるにはまだまだ早いぜ! って気分になりつつもセレクトしてみたぜっ。
今年ーーーわたしにとっては、漫画を描くお仕事をはじめて5年目。その5年間のなかでも、いろいろな事のあった1年でした。いつでもわたしは仕事もプライベートも、ごちゃまぜになってしまうので、全部ひっくるめて…これからさきの自分にとって、きっと本当に、大切なことがわかった年です。
「自分が出来ることは何か? 自分がするべきことは何か?」今年3月11日以降、日本中の人が一人ひとり本当に真剣にこの問いと向かい合いました。僕もまた震える心をなだめて、自分に今、何が出来るかを真剣に考えました。今出すことの出来るだけの義援金を銀行から送って、その後は、そのとき描きかけだったHマンガの続きを描きました。いつもの通り仕事をしました。気迫を持って自分の生活に集中しました。自分がこれまで生きてきたのと同じことを続けました。