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竜宮レナりゅうぐう・れな

前原家の近所に住んでいる少女。魅音が主催する部活メンバーの一人。人の心を見抜く鋭い観察眼を持っている。

本名は礼奈(れいな)だが「レナ」を名乗り、友達にもそう呼ばせている。そこに込められていたのは、「礼奈」という名から「い」を抜き、〈“い”やなことなんか無い、素敵な人生を歩みなおそう〉という密かな決意だった。「はぅ〜☆」という口癖は〈自分で自分を元気付ける魔法の言葉〉であり、ゴミ山での宝探しは自宅に来ている間宮リナを避けるための一人遊びである。

元々は雛見沢の住民だが、小学校に上がる時に引っ越して、昭和57年3月頃までは茨城の郊外に住んでいた。茨城にいた時に両親が離婚し、そのストレスから「うじ湧き病」などの幻覚・妄想に囚われたり、自傷行為に走ったりするようになる。学校で暴力事件を起こすなど症状は悪化する一方だったが、ある日、雛見沢の守り神・オヤシロさまを目撃し「雛見沢に帰りなさい」という言葉を聞いたという。雛見沢への帰郷後、レナの症状は沈静化しているようだ。