編集部ブログ太田克史のセカイ雑話

2017年10月 3日 00:21

星海社COMICSの電子書籍版が解禁!

ついに、星海社COMICSの電子書籍版の配信がはじまりました!

星海社の電子書籍、それは現時点での漫画の電子書籍の「最高」そのものであり、電子書籍出版の新たな可能性の地平を切り拓く新スタンダードと言っても過言ではありません。
電子書籍にたいする星海社のこだわりをご紹介します。

1. 全作品・全ページの版面を電子書籍のためにデジタル原稿から新たにリマスタリング

星海社の電子書籍は、DTP界の第一人者として知られる星海社DTPプロデューサー・紺野慎一デジタル原稿から電子書籍版の版面を、1から再設計。
デジタルデバイスでの美しさを極限まで追究し、電子書籍として最高のクオリティを実現しました。
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多くの一般的な電子書籍は、紙に印刷された漫画のデータを元に製作されます。
そうしたデータは紙で印刷した時に最適化する設計がされているため、なにも手を加えずそのまま電子書籍化しても期待する仕上がりにはなりません。
星海社COMICSの電子書籍版は、タイトルごとで電子書籍の特性に合わせた最適化の処理(=デジタルリマスター)を加えています。
具体的には、解像度の変更/版面の調整/カラーモードの変換/モアレと呼ばれる干渉縞対策のためのフィルター処理などです。

コンセプトは、「原画再生」。

作家の筆致までわかる美しさを、思う存分お楽しみ下さい。
画像の美しさへのこだわりは、「モスキートノイズ(絵や文字のそばに発生するモヤモヤ)」の有無でもおわかりいただけると思います。
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このように、他社の一般的な電子書籍にはふつうに見受けられる激しいモスキートノイズがないことで、作家が思い描いている「白」の表現が、より明確になりました。
また、トーンの表現もより鮮明なものとなっています。
レベルではなく、次元の違う美しさを、ぜひお楽しみ下さい。

一般的な電子書籍では、配信時の通信効率などを優先するため画像圧縮が強めに設定されます。
その結果、画像の輪郭部分や文字の周囲などに画像の乱れ(=ノイズ)が発生します。
蚊の大群がいるような、モヤモヤした見え方がすることから「モスキートノイズ」と呼ばれています。
しかし、星海社COMICS電子書籍版では、もはや「モスキートノイズ」は無縁と言ってもいいほどに低減されています。

2. 漫画家が創造した世界をそのままデジタルデバイスに

もはやデジタル作画が完全に主流となった漫画界。
星海社の電子書籍は、漫画家がモニタ上で見つめている世界をその生まれた瞬間の熱量そのままに完全再現
紙の本からスキャンして製作した電子書籍は、もう過去の遺物です。
デジタル to デジタルで漫画家と読者を繋ぐ、これが星海社の考える真の電子書籍のありようです。

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3. デジタルならではの"完全保存版"を追求

星海社の電子書籍は、袖まで含めたカバーの全パーツ、初版時の帯、本体表紙など、 紙の本の全要素を「ビジュアルギャラリー」として巻末にフルコンプリート
まさに完全保存版と呼ぶに相応しい情報量を"すべての作品"で実現しています。

さらに、デバイスをポートレートモード(縦置き)からランドスケープモード(横置き)にすると、これらの「ビジュアルギャラリー」を見開きワイドでみることができます。

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意外にも通常の電子書籍では一切確認できない情報(紙の漫画ではあたりまえのものですが)として、表紙・背表紙・カバーの両袖・帯があります。

星海社COMICS電子書籍版では、余すところなく〝ビジュアルギャラリー〟として、巻末部分に収録しました。
カバーについては、帯付きと帯なしのビジュアルをそれぞれ収録。こうした細かなこだわりも星海社COMICS電子書籍版の特徴の1つです。

今までの漫画の電子書籍を過去のものとする、細部のすみずみに至るまでまでとことんこだわった星海社の電子書籍をぜひご堪能ください。