編集部ブログ夜の最前線
皆さん、3連休いかがお過ごしでしたか?
こんばんは、アシエディの林です。
友人のご招待で、TEDxKids(「テデックスキッズ」と読みます)に参加してきました。
TEDって聞いたら「あの映画面白いよね〜」と言うくらい意識低い系女子だけど参加したよ!
そもそもTEDとは「価値のあるアイデアを世に広める」というコンセプトの下、
世界的に有名な学者や思想家をスピーカーとして招待し、そのプレゼンテーションの様子をネットで無料配信している非営利団体です。
YOUTUBEで公開されている動画は毎日10万再生され、日本でもNHKが番組化するなど、TEDは今一番ホットなコンテンツと言えるでしょう。
そんな今をときめくTEDのフランチャイズ版として誕生したのがTEDxKids。
本家本元のTEDでは、いかにもインテリっぽい大人たちがうんうん頷きながら講演を聴いていますが、日本のTEDxKidsは子どもも参加できるので、途中でお菓子が配られたりとアットホームな感じでした。
メインイベントである講演は全4部構成。総勢20人のプレゼンターが8時間かけて講演するのですが……
なんとプレゼンターの中に、U−25に登場していただいた青山大和さんがいらっしゃいました!!
今回も若者のための政治活動について熱く!! 語っておられました。
かっこいいフレーズを何度も力強く話す姿は、本当にかっこよかったです。
そして浴びるように講演を1日聞き続けて、ひとつ気づいたことがあります。
それは、話している人のキャラクターが分かるようなプレゼンテーションをする人の話は面白いし、絶対に忘れないということです。
例えばグラフィックデザイナーであり、WEBライターであり、飛脚としても活動している高校生の塙佳憲さん。
プレゼン中、とにかく観客である子どもたちに話しかけまくります。
そして会話のキャッチボールの中から次の話題のトピックを引き出して話を展開させるので、まるで直接会話しているような気持ちになるんです。
単に“キャラが立っている”のではなくて、講演を聴くだけでその人の人間性が伝わってくるというか……顔と講演内容がすごく一致するんですよね。
新人賞座談会などで、私のプレゼン能力の低さは知られていると思いますが、
プレゼン中に他者との対話を考えず、自分の言いたいことを一方的に伝えているからダメなのでは? と今回TEDのプレゼンを聞いてふと思い至りました。
相手にすぐ言い負かされてしまうのも、ある意味会話を諦めてしまっているからかもしれません。
おっかしいなぁ、基本的に人と話すのは大好きなんだけどなぁ……。
暫くTEDを見たり、編集部きっての名プレゼンテーターである平林さんを観察したりして、
いつかは星海社のスティーブ・ショブズと呼ばれるように頑張りたいと思います。