編集部ブログ夜の最前線
昨日の『ジスカルド・デッドエンド』に続く、背星海社FICTIONS12月刊の第二弾!
唐辺葉介×シライシユウコで贈る最新作『死体泥棒』をご紹介します!
今回のシライシさんのイラストも息を吞むような美しさ。実際に目の当たりにすると、カバーから冷気が伝わってくるようです。画像では伝えきれない実物の美しさは是非発売日に実際に手にとって感じて頂ければと思います。
自分の人生を変えたくなるほど愛した「彼女」に降りかかる突然の死、そして気づけば葬儀場から彼女の死体を盗み出してしまっていた「僕」。
二人の奇妙な同棲生活を描いた、静かで、美しいラブストーリーです。
前作『ドッペルゲンガーの恋人』とはややおもむきの異なる作品ですが、前作を楽しめた方はもちろん、まだ唐辺さんの作品を未読の方にもオススメしたい一作です。
12月の寒々とした夜に、是非。
唐辺葉介最新作『死体泥棒』は星海社FICTIONSより12月15日(木)発売予定です。
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『死体泥棒』
唐辺葉介
Illustration/シライシユウコ
死体に熱は良くない。腐らせてしまう。
突然の死を迎えた彼女の死体を葬儀会場に忍び込み、盗み出してしまった「僕」。一人暮らしのアパートを占拠した大型冷凍庫の中に横たわった彼女との奇妙な同棲生活がはじまった……! 唐辺葉介の問題作にして、新たな代表作(ラブストーリー)。