編集部ブログ夜の最前線
こんばんは、アシエディ林です。
先日、千葉某所で7月刊の文庫『読むと恋したくなる カレンダー・ラブ・ストーリー』のカバーの撮影をしてきました。
美少女とセーラー服。……勘がいい方はもうお分かりですね?
そう、青山裕企さんに撮り下ろしです!!
『スクールガール・コンプレックス』 シリーズや、最近では映画『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』の監督を務めるなど、今をときめくあの青山さんです!?
当初、青山さんの過去の作品の中から一枚写真をお借りするつもりだったのですが……青山さんの「どうせなら全力でやりましょう!!」という一声で、幸運にも撮り下ろしがその場で決定。青山さん、なんて男前なんだ!
〜撮影風景〜
霧雨の中、黙々とシャッターをきる青山さん。
青山さんの指示ひとつひとつが、世界観を作り出していきます。まさに神は細部に宿る。
モデルの竹内レオさんは、関西から上京してまだ2日目というスーパールーキー!
なんとこの撮影が初仕事らしいのですが、怖じ気ずくことなく、透明感のある自然な表情がとても素敵でした。
撮影した写真をみんなでチェック。
ブックデザインを担当していただくデザイナーの大岡さん(next door design)にも同行していただき、お互いにアイディアを出しながら撮影しました。
普段なら、イラストレーターさんと打ち合わせをして絵を描き下ろして頂く→完成したイラストと全体的なイメージをデザイナーさんにお伝えする→カバー完成! という行程なので、クリエーターさん同士アイディアを共有する機会はどうしても少なくなってしまいます。
もちろん、直接会わないからこそ「こんな解釈もあるのか!!」と驚くような斬新なデザインが生まれます。
ただ今回は、現場でイチから作り上げる装丁作りにチャレンジして正解だと思いました。というのも、あのライブ感がこれまでにない"個性"として現れる予感がするからです。
ああ、ブログを書いていたら早くカバーを見たい気持ちが高まってきました……!
カバーが完成したらブログでもご報告させていただきますね。
それでは今日はこのへんで!