編集部ブログ夜の最前線

2010年12月16日 23:42

理科の実験・上級編

緑萌さんがジュースを飲みながら「この梨ジュースうまいな……」と呟いてたんですけどパッケージ見たら林檎ジュースだったらしい。
緑萌さん…。

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『人体冷凍』を読み始めました。

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遺体を冷凍保存して未来での復活を謳う実在の集団・アルコー延命財団に転職した元救急救命士がその実情についてつづった本作。
まだ冒頭50P程度を読んだだけですが、本当に実話かどうかを疑いたくなるようなエキセントリックな内容で、プロローグの巧さもあって一気に引き込まれます。

名前については「アルコア延命財団」という書き方だとピンとくる方がいるかもしれませんね。
渡辺浩弐さんがかつて実際に施設に赴き、渡辺さんの小説『1999年のゲームキッズ』にも「アルコア延命財団」が登場しています。

しかし、液体窒素の持つイメージってどうしてこうSF的というか、神秘性があるのでしょうね。
かつて錬金術において水銀が想起させた「賢者の石」のように、理化学の表面には人を惑わせる(中二病的な)何かがたくさん埋まっている気がします。 

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ついに紺野師匠までメールの冒頭に「山中先生」と書き始めるように…。
これは陰謀や…!