編集部ブログ夜の最前線
セイド バーイ、太田克史っ!!
ツイッターなら速攻で30リツイートはされるくらいインパクトのあるセリフです。
というのも先日、編集部にて。
太田さん「林さぁ〜ん、週末何冊本読んだー?」
私「えっと……3冊です」
太田さん「少ない!!!! それただの本好きだから! 編集は1日3冊以上読まないと読書とはいえねぇ!!! 僕は週末30冊読みましたよ。『スティール・ボール・ラン』だけど!!」
マンガもカウントしていいんかいっ! 心の中でツッコミましたが、太田さんの読書スピードの早さは尋常ではありません。
つい先日、今井さんからカツアゲした本も、その日の内に読破していて驚愕しました。
太田さん、常時ヘイストでもかかってるんですか?
編集者とは、これまでにないジャンルを組み合わせ、化学反応を起こすことでヒットを生み出します。
例えば、女子高生と経営理論。
全く何の繋がりもないこの2つが融合した結果、生まれたのが、ご存知『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』です。270万部を突破し、アニメ化も実写映画化もされ、大ベストセラーとなりました。
つまり「意外な組み合わせ」を生み出すべく、各ジャンルからピースを見つけ出すことが編集の仕事なわけです。
そのためには、まずより多くのジャンルや作品を知っていないとお話になりません。
自分の好き嫌いは別で、時には「書店売り上げベスト5」を全て買ってでも、「情報」を集めないといけないそうです。それゆえ「1日3冊以上読まないと読書とはいえねぇ!!!」という発言だったわけですね。
言うは易し……真似しようにも直ぐには真似でけへんでぇ……。
とにかく読書スピードをあげねば。