更新が遅くなってすみません、丸茂です。
昨日は『ヒビキのマホウ』5－6巻を読みました。

麻枝准 （Key）さん原作、依澄れいさん漫画のファンタジー作品です。
2004年の連載開始から、10年以上が経ち......今年2月に5巻と最終6巻が刊行されていたのでした。

マホウツカイ見習いのヒビキは、まだマホウが使えないにも関わらず、ゆえあってカミセイドマホウ学院にて教鞭を執ることになってしまいます。
この世界の「マホウ」は行使するために「代償」が必要。
ヒビキは「代償」を必要としないマホウをつくろうとするなかで、マホウがもたらす奇跡、温かなひとの想いに触れていき、いつも健気なヒビキの想いに影響され、周囲の人々も変わっていくのでした......。
そこかしこに、麻枝准さんが手がけられたゲームのエッセンスが詰まっていて、終わってしまったことに一抹の寂しさをおぼえつつ、完結したことにほっと胸をなで下ろしました。

さて、この週末、ぼくはアンディーメンテ・泉和良さん主催のリアルRPG『Peace Island Park』の第5回に参加してきました。
ご存知のかたも多いのでしょうが、泉和良さんは小説家として活躍されていますが、フリーウェアゲームサークル「アンディーメンテ」の主催・ジスカルドとして自作PCゲームを発表されていたり、ジョバンニPの名前でボカロ作曲をされていたりと多才なかたです！

当日は生憎の雨天で開催が危ぶまれていたのですが......決行！
小雨のなか、40人ほどが平和島公園を駆け回ることと相成りました。

（雨に濡れたスペル表）

リアルRPGとは、現実の空間で、参加者が各自に割り当てられたキャラクターとして振る舞い、目的の達成を目指すゲームです（はやみねかおるさんの『都会のトム＆ソーヤ』に出てきますよね）。
参加者のみなさんがハンドルネームを名乗るなかで、「あ、星海社の丸茂といいます......」と場違いな本名を名乗るぼく......。

5〜6人のチームにわかれ、「財宝ポイント」の獲得数をチームで競い合うのですが、なかなか難しい（ジョブは「盗賊」でした）。
探索して各所に隠されたMPを貯め、HPを増やしたり、また他のチームとバトルして「財宝ポイント」を増やしていくのですが、ゲームをほとんどやらないぼくはなかなかにチームのお荷物。
それでもチーム・ステッパーズストップの優しいメンバーのみなさんに励まされながら、初めてのリアルRPGを楽しんできました！

泉さんによるオフレポをこちらで読めます！

帰り際に、泉さんから「しすみ日記」を購入しました。

マンガで綴られた泉さんの日々を眺めつつ、泉さんの作品をご紹介していこうかなと思案しております。