編集部ブログ夜の最前線
丸茂です。
昨日は『淫らな青ちゃんは勉強ができない』を読みました。
友人に連れられて入ったBARのバーテンダーさんに、薦められて読んだ1冊です。
女子高生・青ちゃんの名前の由来は「アオカン」の「青」。
そんな名前をつけた官能小説家のお父さんを嫌って、実家から離れようと難関大学合格を目指して勉強中の真面目な彼女ですが、クラスメートのリア充王こと木嶋くんが話しかけてくるのが少し気になっています。
「性欲の塊の男どもが」と拒絶を示す青ちゃんですが......その被害妄想がすごい!
真面目でいるはずが、「穴があれば突いてくる!!」「コイツ野外プレイ好きか!!!」などと......むしろ過剰に木嶋くんとのエッチな妄想をふくらませてしまう、たいへん淫らな子なのでした。
それがたいへんかわいい......続きも読もうかな。
さて、バーテンダーさんに薦められたとお話しましたが、ぼくはBARなんて洒落た空間にはほとんど足を踏み入れたことがない、冴えない男です。
「ジョニー・ウォーカー? 『海辺のカフカ』のはなし?」
という感じです。
でもお酒は好きで、とくに日本酒が好き。
舌が肥えているわけでも、日本酒に詳しいわけでもないのですが、地元がなかなかの酒所でして、高校の通学路には「真澄」「本金」「麗人」「横笛」「舞姫」と五つも酒蔵がありました。
新酒ができる時期には首から升をぶらさげて五蔵を吞みあるくイベントが開催されていて、舌鼓を打っている大人たちを横目に、部活からの帰ることも。
そのころの憧れも相まって日本酒がおいしいと感じるのかもしれません。
なので杉村啓さんの『白熱日本酒教室』はすぐさま買いました。
「純米酒」「吟醸酒」などの意味はなにか?
「精米歩合」とはなにか?......というラベルの読み方のレクチャーから始まるこの1冊を読めば、自分にとって「おいしい!」と思える日本酒が選べるようになります!
アザミユウコさんのマンガが随所に散りばめられていて、とても楽しく読めるはず。
しかし本日、SINAPさんからの定例会議の帰り道、平林さんと築地さんがおいしい料理屋さんの話をしておりまして、
「行きつけのBARでさ......」
という平林さんの台詞からはじまるBAR談義を、ヤムチャ視点から聞いておりました。
「行きつけのBARでさ......」か。
大人っぽい台詞ですね(煽ってるように聞こえたらすみません、煽ってません)。
ということで『白熱洋酒教室』もちょっと読んでみようと思ったのでした。
こちらはウイスキー、ラム、ブランデーといった蒸留酒のおいしい飲み方をご紹介してくれています。
......学ぶぞ。
ぼくも「行きつけのBARでさ......」とさらっと言えてしまうような大人になりたいと思うのでした。