アニメ化も決定したラブコメライトノベル『継母の連れ子が元カノだった』。
その著者・紙城境介さんの最新作をもうお読みでしょうか？
　　
星海社FICTIONSから、本格ミステリ×本格ラブコメ『僕が答える君の謎解き』が発売中です！
　　

『僕が答える君の謎解き　明神凛音は間違えない』
著／紙城境介
Illustration／羽織イオ

〈ストーリー〉　　
生徒相談室の引きこもり少女・明神凛音は真実しか解らない。
どんな事件の犯人でもまるで神様の啓示を受けたかのように解ってしまう彼女は、無意識下で推理を行うため、真実に至ることができた論理が解らないのだった。
伊呂波透矢は凛音を教室に復帰させるため、「彼女の推理」を推理する！
　　　　
紙城さんの極上の青春ラブコメが味わえる（喧嘩ップル好きの方にはとくに推しです）、さらに本格ミステリとしてもハイレベルな逸品！
名だたるミステリ作家の方々からも、激賞の感想をいただきました。
　　
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◆伊吹亜門さん（著書に『刀と傘』『幻月と探偵』など）
　紙城境介先生の『僕が答える 君の謎解き』を読んだのですが、3話目の途中で提示された《どうして探偵役はこの謎を解かねばならないのか？》の答えが今まで読んできた全ミステリのなかで一番しっくりくるヤツでした。紛うことなき特級の本格ミステリ。凄いぜこいつァ！（2月17日ツイート）
　　
◆青崎有吾さん（著書に『体育館の殺人』『アンデッドガール・マーダーファルス』など）
　紙城境介『僕が答える君の謎解き』読んだ。かなり満足度の高い学園ミステリ。無意識に犯人がわかっちゃう系女子・凜音と彼女のために推理を考えてやる系男子・伊呂波君のお話で、『神様ゲーム』や『スノーホワイト』っぽい設定ですが、特筆すべきは「凛音は別に超能力者とかではない」ということ。
　凛音は天啓で犯人当ててるとかじゃなく無意識に推理してるだけなので、その裏には必ずロジカルな道筋があり、なので伊呂波君の思考は毎回「なぜ凛音はすぐに犯人がわかったのか」を起点に、彼女の意識下の推理をなぞる形で進んでゆく、と。ここが大変面白い。謎解きの愉しみが八割増くらいになってる。
　そんなわけでロジックを意識的にメインに据えた作品となっており、肝心の推理の中身も各話作り込まれていて（第2話のひっかき傷のやつ特に好き）すげ〜と思いながら読みました。あと、オタクに優しいギャルが出てくる。（2月26日ツイート）
　　
◆斜線堂有紀さん（著書に『恋に至る病』『楽園とは探偵の不在なり』など）
　星海社さんからご恵贈にあずかりました紙城境介先生「僕が答える君の謎解き」を読了しました！　人間の業と情念が濃い！！　このビターさとロジックの面白さで物凄く引き込まれました。第三話、地獄......！　高校生ってそうだよな第三話！　この短篇、2021年の中でも上位に食い込みそうな好きさでした。（3月12日ツイート）
　　
◆相沢沙呼さん（著書に『マツリカ・マジョルカ』『mediun 霊媒探偵城塚翡翠』など）
　紙城境介さん『僕が答える君の謎解き』を読みました。衝撃を受けるほどの緻密な論理が展開されており、この作品が面白いのはもはや自明の理です。キャラクター表紙に挿絵ありということでライトノベルの括りになるのかもしれませんが、一般的な本格ミステリよりよほど本格ミステリをしているのでは。
　探偵役の子は、無意識下で論理を構築してしまうため、答えがわかっても過程がわからないという状況であり、探偵の推理を推理するというのが主人公の役目になるのですが、このテーマがもたらす効果は大きくて、推理と論理の検証がとても丁寧に描かれていくんですよね。
　よくあるミステリでは、探偵役が一方的に論理を語り、聞き手が驚嘆したり合いの手を入れるのが精々なのですが、この作品の推理の検証はそうはならない。前提条件を整理し、あのタイミングで答えがわかったのなら、注目するべき情報は○○のはず----という丁寧な論理構築が主人公の視点で展開されていく。
　名探偵の頭の中を覗き見る感じ、というのでしょうか。なかなか味わえない読み心地です。可能性を否定して除去していく方法も丁寧で綺麗です。第二話がいちばん好き。僕はこういう段階を経ていく論理が好きで、個人的にドミノ推理とかピタゴラ推理とか呼んでるんですが、まさに好みの論理展開でした。
　推理を推理するという対話を、ジグソーパズルを組み立てる流れで描くところとか、めちゃくちゃ絵になる感じが良いですね......。ううーん、凄いものを読んでしまった......。続きまだですか？？（3月16日ツイート）
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気になる方のため、1巻の第2話までの試し読みPDFを無料公開します！
どうかご一読いただけないでしょうか。
　　
【試し読みはこちら】
　　
また、激賞の感想をいただいた伊吹亜門さんと『僕が答える君の謎解き』1巻のネタバレ有り読書会を、来週末9/5（日）20時〜ツイッターのスペースで開催します。
既読の方は聴きにいらしてください！
　　
さらに、第2巻『僕が答える君の謎解き 2　その肩を抱く覚悟』が、9/16（木）発売となります。
　　
なんと、中編＋長編の2話収録で448ページの大ボリューム！
35人のクラスメイト全員が事件関係者にして"嘘つき"。
誰も信じてくれない凛音の推理を、透矢は証明できるのか......。
1巻をお楽しみいただけた方には、それ以上のおもしろさを保証します、楽しみにお待ちください！
　　
こんなにおもしろい作品があるからはやく読んでほしい......という気持ちでいっぱいです。
『僕が答える君の謎解き』、ぜひ読んでみてください！

【試し読み公開！】青崎有吾、相沢沙呼、伊吹亜門、斜線堂有紀、ミステリ作家も激賞。アニメ化が決定した『継母の連れ子が元カノだった』も手がけるラブコメライトノベルの名手・紙城境介さんの最新作、本格ラブコメ×本格ミステリ『僕が答える君の謎解き』を読んでほしい！