編集部ブログ夜の最前線
こんばんは。ブラックエディター大里(@seikaisha_ost)です。
絶賛テープ起こし作業中です。
テープ起こしというのは、インタビューや対談などを収録した音声をききながら、同じ内容を文字で打っていくという作業のことです。
文字起こしとも呼びます……なんて、誰でも知ってそうなことを書くとまた築地(@seikaisha_kt )からつめたいコメント付きRTが飛んできそうです。
知っとるわボケ!! https://t.co/ZUQrHqIJHC
— 築地教介@星海社 (@seikaisha_kt) 2015, 7月 24
僕はつい癖で「テープ起こし」と呼んでしまいますが、既にメディアはテープではないですね。
いま「お前、平成生まれだろ! カセットテープ知らないだろ!」と僕の心の中のおっさんに突っ込まれました。
でも僕は小学校4年生のときお年玉でカセットウォークマンを買った程度にはカセットテープに慣れ親しんで育っていますよ!
……話を戻して、いまのメディアで正確に言うなら、WAV起こし、あるいはmp3起こしですかね。うーん、なにか格ゲー技みたいな味わいがありますね。
面倒なので、これからは文字起こしと統一して呼ぶように努力します。
ところで、この文字起こし作業、非常に時間がかかります。
いまの僕の実力だと1人だけが話しているものでも収録時間10分につき1時間は少なくとも必要です。
大人数の座談会などではさらに時間が必要です。
ただ、何かの拍子にゾーンに入るとありえないスピードがでることもあります。
僕が思うに文字起こしのスピードを上げるコツは、機械と一体化することです。
具体的には、キーボードから手を離さず音声データの「再生・一時停止・数秒戻し」などを操作して、常に指が動いているようにするとゾーンに入りやすいです。
ゾーンに入ると超絶技巧で楽器を演奏するミュージシャンと同じ気持ちになれます(100%想像)。
人間が道具に合わせるようにすると上達するという意味で、実は文字起こしと楽器演奏は似た部分があるかもしれませんね。
さて、そんな僕の独断と偏見に基づく強引な結論がでたところで、残りの文字起こし作業に戻ります。
明日中までで、あと収録時間30分程度なのできっと余裕ですね!