編集部ブログ朝の最前線
星海社のフリー編集者採用締切まで、あと1週間(31日必着)となりました。
応募資格や求める人材像、目指すべきビジョンは募集要項と杉原・太田対談を読めばわかると思
いますが、「フリーとして働く」ということをうまくイメージできない応募希望者の方もいるの
ではないでしょうか?
※ 過去の僕のように、サラリーマンで応募しようと考えている方は、特に。
なので今回は、星海社の“働くスタイル”について述べたいと思います。
※ あくまで僕視点ですが。
星海社の働き方に最も近い表現は「フリーエージェント・スタイル」だと思います。
FAはプロ野球でおなじみですよね。選手(僕)は球団(星海社)と「契約」をして、成果に
応じて報酬をもらいます。
この「フリーエージェント・スタイル」についてはダニエル・ピンクの
『フリーエージェント社会の到来』が詳しいですが、より具体的に、身近に感じたい方は
東京R不動産のワークスタイルを紹介した『だから、僕らはこの働き方を選んだ』がオススメ
です。
この本を読む限り細部の違いこそあれ、大枠の“働くスタイル”は星海社と東京R不動産はかなり
似ています。
例えば
・「会社員」と「独立したフリーランス」の中間
企業の会社員だと自分のやりたいことをするのは困難だが、独立してフリーランスになると
自由が増えるかわりに組織にいることのメリットがなくなる。その両方のデメリットを解消する
ワークスタイル。
・「会社」は「ベースキャンプ」
働く場所はどこでもOK。オフィスで作業する義務はない(もちろんしてもOKだけど)。
「会社」は、各個人が持っている情報を共有し、コミュニケーションをとる(組織のメリット)
場所、という「ベースキャンプ」の役割を持つ。
・ 働き方は「フリー(自由)」だけど……
メンバーと顧客との時間さえきっちり守れば、あとはどこでどのくらい働くのも自由。
眠たくて仕事に集中できなければ寝ても良いし、本を読んだり、ネットで情報収集するのも
アリ。ただしタスクは処理しなければならないし、自分で新しい仕事を生み出さなければなら
ない。セルフマネジメント思考と自己責任感を持っていないと……会社とその人双方、困った
ことになります。
というところとか似てますね。
まあ、今までの企業の就業体制パターンがあまりにも限られていたので、「フリーエージェント
・スタイル」が新しく感じられるかもしれませんが、新しければ良いってものでもありません。
どちらもメリット・デメリットは存在します。
要は自分にとってどちらが「合っている」のか、もしくはどちらを「望んでいる」のかが大事
だと思います。僕個人としてはサラリーマンから割とすんなり今のスタイルに移行できて、
自分に合っていると思っています。
なのでそういう“働くスタイル”に興味をもっている人は応募してみても損はないと思いますよー
(自己責任ですが)。
というわけで
1月31日(書類必着)まで、たくさんのご応募、お待ちしております!