編集部ブログ朝の最前線
今朝の一言
「人生最悪の敗戦」
おはようございます。
アシスタントエディターの岡村です。
久々にこの週末に読んだオススメ本の紹介。
いやー、おもしろい。
第二次ポエニ戦争を題材としたマンガを読んだのは
岩明均さんの名作『ヘウレーカ』以来です。
『ヘウレーカ』がシラクサ攻防をめぐる「ローマの剣」マルケルス対アルキメデスの兵器、
という見事な発想・着眼点がいかんなく発揮された作品に対し
『アド・アストラ』は1巻を読む限り、王道も王道。
シンプルにスキピオとハンニバル2人に焦点を当てた作品です。
あえて特異な点を言うのであれば(小)スキピオが主人公設定でハンニバルがライバル設定
というところでしょうか。
判官贔屓の見方であれば、超大国ローマに挑むハンニバル、という方が主人公っぽいので。
ともあれ作者のカガミノハチさんはこれが初連載・初単行本らしく、
次巻がとても楽しみ。このまま王道を突っ走ってほしいです。
僕の中での連載中の歴史マンガ3強
『ヒストリエ』『チェーザレ』『へうげもの』の一角を崩すくらい
勝手に期待してます!