編集部ブログ朝の最前線
今朝の一言
「レーニンは、『勉強して、勉強して、勉強しろ』と言った。
私は、選手に『走って、走って、走れ』と言っている」
おはようございます。
アシスタントエディターの岡村です。
本日の朝、Yahooトピックスにこんな記事が取り上げられてました。
「横浜高校の方が強いぞ!」「辞めろ」尾花監督に罵声
記事の内容は、ごらんの通り9点差を追いつかれて引き分けた
横浜を非難する記事です。
僕はこの記事を読んだときに、とても違和感を感じました。
これは僕が横浜ファンではなく(阪神ファンです)、
またその試合を実際に観たわけではないからかもしれませんが
10—10で引き分けなんて、めちゃくちゃスリリングな試合なんじゃないの!?
と思ってしまったわけです。結果だけを見たので。
記事では5回7失点で降板した横浜投手が謝罪をしていますが
だったら1回8失点でKOされたヤクルト投手はどうなるんだ、とか
逆にヤクルトからしてみれば、「奇跡の追い上げ! 引き分けに持ち込む!」
みたいな記事になるのか、とか
同じ10−10の結果でも「9点差を追いつかれる」という展開ではなく
「点を取られてはまた追いつくの繰り返し」という展開を経ての結果なら
横浜は非難されなかったのか、とかいろいろ考えていました。
結局、僕が思ったのは
10−10という同じ結果(設定)でも、誰の視点で、どのように展開するかという魅せ方
によって、おもしろさが決まってくる、ということでした。
これは小説・マンガ・アニメなどの作品も同じことだな、と
ふと考えさせられた記事でした。