こんばんは。
アシスタントエディターの阿部です。

「話芸がない！」「おもしろくない！」
先輩の丸茂さんは、今日も副社長にお叱りを受けています。

そんなお二人の会話で登場した本がこちら。
徳川夢声さんの著書『話術』です。

丸茂さんと同じく、わたしも、おもしろさの欠如には定評があります。
仲睦まじいお喋りを盗み聞きしていた阿部は、こっそりと買いに行きました。へへへ。

出社前に無事購入。
しかしながら、内容についてわたしは1ミリも知りません。

なぜだ。電車に置いてきたからです。

あるはずの重みが手元にないことに気付いたのは、扉が閉まってからでした。

「ああ、阿部の話術が......遠ざかってゆく......」と悲哀に包まれながら
過ぎ去る電車をただ見つめていた朝です。

また、買いに行きます。話術を手に入れます。

......購入時、店員さんに「こいつ、話すの下手で悩んでんのかな」と見破られそうで
すこしだけ恥ずかしいんですよね。