編集部ブログ朝の最前線
2018年5月23日 23:45
神社
こんばんは。アシスタントエディターの阿部です。
わたしは大学時代、神社で働いていたのですが
先日近所に諸用があったので、あらためてご挨拶をしてまいりました。
ほんの少しの時間しかお話しできなかったのですが、
たくさんの励ましのお言葉をいただき、感謝でいっぱいです。
小さなお宮だったので、神前式やご祈祷、舞踊など、
さまざまなお仕事を任せていただくことができ、働かせていただいた3年間は厳しくも充実したものでした。
皆さんは、巫女さんに対してどんな印象を持っていらっしゃるでしょうか。
阿部は働くまで火野レイか御子柴二葉のイメージしかありませんでしたよ。
「巫女さん」というと聞こえはよいですが、
実は、おしとやかとは程遠い、体力勝負のお仕事です。
もっとも想像し易いのは、年末年始でしょうか。
終わらない人の波、荷物運びと掃除、回らない口、枯れる喉、酷くなる腰痛、
一ヶ月間地獄絵図が繰り広げられます。
一年を通して行われる結婚式も、
繁忙期は一日に10件近く式があったりします。死ぬかと思います。
だれかの人生における大事な行事ですから、毎回本気で緊張と不安の中で震えていましたが ((((;゚Д゚))))))
しかしながら、同時に本気で感動できるお仕事でもありました。
始めたばかりの頃は、何がなんだかわからなくて、焦っていたなあ〜
ということを最近思い出し、過去に少しだけ元気をもらいました。
巫女さんは一生勤めることのできる職業ではないので、どこの神社でも大学生や高校生など、若い層が一定数働いています。
わたしは、巫女服姿のおなごを見ていつも癒されてました。
着物を着る方はご存知かと思いますが、和服の構造は複雑そうでとってもシンプルです。
特に袴には帯を結ぶ技術が必要ないので、5分で着用できるんですよ。
着用し易いということは、脱ぐのも簡単だということ。
腕を上げると脇がちらりと見えたり、
たくさん動けば、襟も裾も、すぐに乱れてまうんですよね!
隠れているからこその色気が和服の魅力なのではないかと思うのですが、
その分チラリズムが最高なのです。僥倖にぐっと来るのです。
......星海社も、巫女服を制服にしてほしいと思う次第です。
送別会の際にいただいたお花がとてもかわいらしかったので、
載せさせてください。
なんと、わたしをイメージしてお花を生けてくださったそう。
「阿部さんは太陽みたいだったから」と、漫画みたいなことを言われてしまいました(へっへっへ)。
嬉しい。今思い出しても本当に嬉しいです。
明日も頑張るぞ〜。