編集部ブログ朝の最前線
おはようございます。櫻井です。
突然ですが、会社中に本が溢れています。
棚という棚...。
机という机......。
床という床.........。
隙間があれば本がある、みたいな状態です。
非常に出版社らしい光景!!!
自社の本はもちろんですが、資料として買った本がたくさん積まれています。
「コレ、何のための資料!?」と思うような本や、
すでに絶版で手に入らない本などもあって、とても面白いのです!
(他の人があまりいない時間帯にこっそり物色しています。)
今日発見したのは、
ホルヘ・ルイス・ボルヘスの『幻獣辞典』!!!
古今東西の神話や文学に登場する、
(現在は)実在しない(とされている)幻の動物たちを紹介した1冊です。
私たちからすれば、むしろゲームやファンタジーでおなじみの存在、幻獣!!
バハムート、八岐大蛇、ゴーレム、チェシャ猫、マンドレイク......などなど......
こんなの異世界転生しなきゃ出会えないだろ!って感じですが、数100年前はそれらが実在すると信じていた人がたくさんいるわけで......
「○○という島にいる!」
「こんな姿をしている!」
「出会うとこんなことをされるから気をつけろ!」
「○○の部位は妙薬になるよ!」
などなど、昔の旅行記などには、目撃情報がいろいろ載っているんです(・д・)
この『幻獣辞典』が書かれたのは20世紀なので、
さすがにこれらを実在の生物だと主張しているわけではなく、
人間の想像力の結晶としての「幻獣」を紹介しています。
山を越えたり、海を渡ったりすれば、未知の世界が拡がっていた時代......。
こんな「幻獣」たちがどこかにいるかも!?と思いながら生きるのはどんな感覚なんでしょう...。
冒険心がくすぐられますね〜〜(・∀・)
RPGの世界に迷い混んだみたいで楽しそう(・∀・)