編集部ブログ朝の最前線

2017年5月25日 13:26

弊社の秘(?)蔵書 『幻獣辞典』!

おはようございます。櫻井です。

突然ですが、会社中に本が溢れています。

棚という棚...。
机という机......。
床という床.........。

隙間があれば本がある、みたいな状態です。

非常に出版社らしい光景!!!

自社の本はもちろんですが、資料として買った本がたくさん積まれています。

「コレ、何のための資料!?」と思うような本や、
すでに絶版で手に入らない本などもあって、とても面白いのです!
(他の人があまりいない時間帯にこっそり物色しています。)


今日発見したのは、

ホルヘ・ルイス・ボルヘスの『幻獣辞典』!!!

古今東西の神話や文学に登場する、
(現在は)実在しない(とされている)幻の動物たちを紹介した1冊です。

20170525.JPG


私たちからすれば、むしろゲームやファンタジーでおなじみの存在、幻獣!!

バハムート八岐大蛇ゴーレムチェシャ猫マンドレイク......などなど......

こんなの異世界転生しなきゃ出会えないだろ!って感じですが、数100年前はそれらが実在すると信じていた人がたくさんいるわけで......


「○○という島にいる!」
「こんな姿をしている!」
「出会うとこんなことをされるから気をつけろ!」
「○○の部位は妙薬になるよ!」


などなど、昔の旅行記などには、目撃情報がいろいろ載っているんです(・д・)

この『幻獣辞典』が書かれたのは20世紀なので、
さすがにこれらを実在の生物だと主張しているわけではなく、
人間の想像力の結晶としての「幻獣」を紹介しています。


山を越えたり、海を渡ったりすれば、未知の世界が拡がっていた時代......。
こんな「幻獣」たちがどこかにいるかも!?と思いながら生きるのはどんな感覚なんでしょう...。


冒険心がくすぐられますね〜〜(・∀・)
RPGの世界に迷い混んだみたいで楽しそう(・∀・)