おはようございます。櫻井です。

突然ですが、弊社には確立された新人研修プログラムがありません。
業種によると思いますが、ふつう新卒の新入社員は1ヶ月〜半年くらい研修を受けますよね。

もちろん、星海社でも、日々の実務の中で勉強することや定期的なレクチャーがたくさんあります。
O.J.T. というものですね。

私自身、座学よりも失敗しながら体で覚えたほうが早い！という説にはある程度頷けます。
（社会人経験のある私ですが、実は新入社員研修のようなものはほとんど受けたことがないのです...）

そんな習うより慣れろな毎日を送っているわけですが、
先日、かなり新人研修らしい経験をしてきました。

星海社の本を製本してくださっている、加藤製本株式会社様の見学です！
5月発売の星海社フィクションズの製本作業を見てきました！

星海社独特の「スピン（青いリボン状のしおり）」を付けるための特注の機械や、
紙を折ったり裁断したりする機械が稼働している様子を、間近で見てきました。

紙の束が、どんどん本の形になっていくのを追いかけるのは、
壮大な物語を読んでいるようで本当に感動的でした！

1冊の本を作るためには様々な工程があり、
それぞれに専用の機械や、熟練の技術を持った人々が関わっています。
頭ではわかっていても、実際に多くの人が働く現場を見るとかなり気持ちが引き締まります。

近い将来、自分が編集したものが、こうやって本の形になり、
読者の皆様の手元に届くのを妄想し、これからもがんばろうと思います！