編集部ブログ朝の最前線

2018年6月26日 04:00

惜しまれつつ


こんばんは。おはようございます。アシスタントエディターの阿部です。

六本木にある青山ブックセンターが、昨日6月25日(月)に閉店となりました。
38年間の営みに幕を下ろします。

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休日にすこしだけ様子を見てきたのですが、名残惜しそうに店内を見回すお客さんもたくさんおり
愛され続けてきた時間の重みを感じました。

この本屋さんは、ただおしゃれなだけではなく
六本木という街に不思議と馴染むような、はたまたそうではないような。
当てもなく行ったり来たりしたくなるような書籍の幅広さと配置が楽しい、ゆったりとした時間の流れるお店でした。

近年の渋谷では文教堂、PARCOや渋谷文化村通りのブックファースト、新宿でも紀伊國屋高島屋店の閉店などが記憶に新しいのではと思います。

2ヶ月ほど前には、駅開発の波とともに山下書店も閉店となってしまいました。






好きな場所の時間が突然止まってしまうというこの感覚は、
何度経験しても心苦しいものがありますね。

街の数年後、数ヶ月後のすがたさえ、なかなか想像できません。景色が変化してゆく速さに驚くばかりです。

それではまた!