編集部ブログ朝の最前線
2018年6月19日 00:00
反抗と表現
こんばんは。
アシスタントエディターの阿部です。
ワタリウム美術館で開催中の『理由なき反抗』展へ行ってまいりました。
今回の展示のテーマは芸術とポルノ、ジェンダー、政治など、
作品とそのアーティストが社会と闘ってきた歴史をなぞっていくことです。
第1章 レジスタンス
第2章 デザイン革命
第3章 理由なき反抗
この3つの構成で、ジョン・ケージやアンディ・ウォーホルからナムジュン・パイクといった
現代を代表する美術家たちの絵画はもちろん、ドキュメント映像や写真、立体物を交えながら展示されています。
過去の思想と願いを伝えるため、テキストの表現にも工夫が凝らされた展覧会でした。
わたしはon Sundaysも含め、ワタリウムさんの
空間と色の使い方がすごく好きです。
三角形の敷地と変形の間取り、2階の吹き抜け、階段などすべての要素を有効活用した空間デザイン、
詳細を読む前から興味が出てしまうような、抜群にかっこいいフライヤーやWebサイトも大きな魅力だと思うのです。
展示品のキャプションでさえ見易く、かつ、いけてるんですよね。
阿部の住みたい美術館・ナンバー3に入る場所であります。
『理由なき反抗』展は、7月29日(日)まで開催中です。
ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。