編集部ブログお知らせ
こんばんは、平林です。
『大坂将星伝(下)』の校了に向けて、いよいよラストスパート(追い込まれているとも)。
いま、毛利勝永と共に、大坂の陣の真っ最中です。
さて、下巻のコメントは、
星海社FICTIONSの『マージナル・オペレーション』シリーズも絶好調の、
ゲームデザイナー・芝村裕吏さんから頂きました。
この機会に、上巻の冲方丁さん、
中巻の森見登美彦さんから頂いたコメントも、
あわせて全文を公開したいと思います!
というわけで、なかなか拝めない、
豪華な方々のそろい踏み、どうぞお楽しみください!!
猛り、逆らい、激烈に全うする男の、なんと爽快な書きっぷり。
戦い尽くし、敗れ尽くし、なお夢と戦いを求める。苛烈で血なまぐさい男どもを書いておきながら、どいつもこいつも愛おしいほど清廉だ。これが仁木英之の魅力か。渾身の一作に一本取られました。
冲方丁(作家)
ざくざく読める戦国時代! 仁木さん、熱いです!
自分の中にぽっかり空いていた歴史の穴が、ざくざくと埋められていく感じです。どこからか、爽やかな風も吹いてくる。
森見登美彦(作家)
明治維新まで見えてくる! 見事な筆技に脱帽です
仁木さん、随分と九州や大坂を歩きましたね。そして、よくもまあこんな野史や稗史まで収集したなぁ。それらの成果が巧みにちりばめられ、歴史は今に繋がっているんだなと強く意識させる作品を形作っていました。
芝村裕吏(ゲームデザイナー、作家)
冲方さん、森見さん、芝村さん、
本当に素晴らしいコメントを、ありがとうございます!
下巻の書影ももうすぐ公開できるかと思います。
山田章博さんのイラスト、本当に溜息が出るような素敵さです。
もうしばしお待ちを!
試し読みは、九州征伐最大の激戦・戸次川の戦いを描く第四章が更新されました。
個人的には、第四章〜第五章冒頭の流れが、上巻屈指の読みどころではないかと思っております。
次週出てくる「あの剣豪」のキャラがすごくいいんですよね……。
というわけで、また来週お会いしましょう!