編集部ブログお知らせ

2017年11月28日 17:35

『ジョン・ハンケ 世界をめぐる冒険 グーグルアースからイングレス、そしてポケモン GOへ』発売中!

イングレス』『ポケモン GO』で社会現象を巻き起こし、先日には『ハリー・ポッター』とコラボレーションした新作も予告されるなど、いまもっとも注目されるクリエイター集団、ナイアンティック
グーグルでグーグルアースなどのリリースに携わったのち、ナイアンティック社を立ち上げCEOを務めるのが、"哲学するプログラマー"ジョン・ハンケさんです。

禅や仏教からインスピレーションを得るなど、日本への愛着も深いハンケさん。
だからこそ、はじめて自伝が書かれるときには日本語で。
そんな考えから企画がスタートしたのはおよそ2年前の2015年冬、まだ『ポケモン GO』が発表される前のことでした。

そしてこの2017年11月、ジョン・ハンケさんの初自伝『ジョン・ハンケ 世界をめぐる冒険 グーグルアースからイングレス、そしてポケモン GOへ』が、ついに出版の運びとなりました!
全世界に先駆け、この日本語版を原典としての刊行です。

世界をめぐる冒険_cover+.jpg

著者:ジョン・ハンケ
定価:1600円(税別)
ISBN:978-4-06-510555-9
発売日:2017年11月24日
サイズ:四六判


取材・構成にゲーム作家の飯田和敏さん、構成にライターの飯田一史さん、ブックデザインに有馬トモユキさん、フォントディレクションに星海社・紺野慎一という万全の布陣で、読んでも眺めても美しい仕上がりになりました。

エージェントやトレーナーのみなさんはもちろんのこと、"なにかをつくりたい"すべての人、"なにかを成し遂げたい"すべての人に贈る一冊です。

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本書へのご推薦コメントをお寄せいただいております!(順不同)

 私が「2001年宇宙の旅」を観て、それまでのモロトフ・カクテル・エンジニアリング(笑)から、コンピュータ・サイエンスへ、21歳にして人生の舵を大きく切った1968年の2年前、私が学生運動で逮捕された1966年にジョン・ハンケは生まれた。その後の彼の波瀾万丈伝を、自分の人生に重ねて楽しく読ませてもらった。と言うのも、KeyHoleがグーグルに合流した直後に彼と初めて会ったわけだが、実はそれまでにも、色んな所で近接接近しては、すれ違っていたことを読みながら知って、正直驚きながら読んだからだ。
 今後も更に激しく続くであろう彼の冒険の幸運を祈るとともに、その冒険の結果の一端を引き続き楽しませてもらうことを期待して、彼に次の言葉を贈りたい。
 我等いつも新鮮な旅人、遠くまで行くんだ!

グーグル日本法人初代社長 村上憲郎さま


 「まるで最高に面白いジュブナイル小説を読んだときのような読後感!」
 今の時代、好きな道を選んで進むことは簡単ではない。でも好奇心が恐怖や困難に打ち勝ったとき、"好き"の先にある目標に到達できる。ジョン・ハンケさんのこれまで歩んできた冒険譚を読むことで、目標達成までのシンプルな方法と、チャレンジする勇気をもらえました。これは良質なビジネス書でありながら最高のジュブナイル小説です。

アニメ監督(『攻殻機動隊S.A.C』『東のエデン』など) 神山健治さま


 ジョン・ハンケは"技術を通じて現代人を外出させる"というコンセプトと"人々の生活を豊かにする"というビジョンをベースに、人類に取って有益なプロジェクトをゲームという形で次々と生み出しています。幼い頃から持つ夢を忘れずに、現代的かつ普遍的な強いコンセプトと明確なビジョンを持ってプロジェクトに取り組むことの大事さ、難しさをこの本を読んで改めて痛感しました。コンセプト設計の指針になる本です。テクノロジーを用いた表現に携わる方々に是非読んでもらいたいです。

株式会社ライゾマティクス取締役 真鍋大度さま


 グーグルアースとポケモンGOを作った世界のジョンハンケの自伝がなぜか日本初で出版。しかも筆者はあの飯田和敏だというのだから面白い。
 テキサスの田舎で育ったハンケさんが、発売間もないD&Dで対人ゲームの面白さに目覚め、誕生したばかりのパソコンと出会い、世界最初のMMO RPGを作ることになる前半生には時代的に自分と重なることもあり、少し涙ぐみました。
 この時代に生まれて、そして、日本に生まれてよかったと思える一冊です。

カドカワ株式会社代表取締役社長 川上量生さま