編集部ブログ昼の最前線
今日は一日、取材で外出していました。
柿内さん、カメラマンの山崎伸康さんと共に、ある大学の先生にお話を伺いにいっていたのですが、これが実に刺激的でした。
この取材の成果は来年『ジセダイ』でお披露目しますが、専門家にお話を聞くというのは本当に面白い。
大学を卒業してしまうと、専門的な研究をしている先生方と接する機会はあまりなくなります。
しかし、先生方は常に研究に邁進されていて、日進月歩で進展している。しかし、同じ世界で暮らしている我々は、なかなかその成果に触れる機会もないし、専門的でいきなり触れても分からないことも往々にしてあります。
でも、実際にお話を伺ってみるとこれが実に面白い。
たとえば、編集者という生き物は、編集の専門家ではありますが、特定分野で研究者の方々と張り合える学識の持ち主はそうそういません。
どちらかというと、広く浅く興味を持つことが持ち味です。
その広く浅くの持ち味と、編集という技術を生かし、専門家の先生方の最新の研究の成果や、当該分野の学問のエッセンスを、分かりやすく読者の皆さんに伝える。
そういう橋渡しの仕事を、本日取材させて頂いたものを皮切りに、来年は色々と出来ればいいなと思っています。
なんか今日のブログは真面目で固い感じですいません!