編集部ブログ昼の最前線
私ももういい歳であるから、男子ゆえの鬱勃たるパトスを隠すことの無理さ加減は重々承知している。
しかし、日本の美徳であるところの恥じらいもまた捨てておらず、よってそれらの板挟みとなって、日夜苦しむのである。
つまり、パトスに従いたいのは山々であるのだが、理性的な慎み深さが立ちはだかるわけである。
こういう場合、いかにして自らの理性を迂回する理論を構築するかが問題となる。なんだかちょっとSF的な問題であるが、私は日頃からこういう高尚なことを考えているのである。
どうだ、すごいだろう。
ともあれ、私は今日も理性に立ち向かう理論を構築することに成功し、一冊の雑誌を購入した。
仲村みうヌードグラビア掲載の『プレイボーイ』。
なお、見事に理性を打ち倒した理論は、『独裁者の教養』の安田峰俊氏著者インタビュー掲載、である。