編集部ブログ昼の最前線

2011年6月10日 15:36

本を作るってどういうことなの……

好きな蕎麦は天ざる!

 

えるしってるか しんじゅくには 更級というそばやが にけんあるんだ

いっけんは やすくておいしい 更級

もういっけんは そばやなのにらーめんがゆうめいな 更級

更級 おそるべし……

 

というわけでこんばんは!

アシスタントエディター・平林です。

 

 

さて、今日は『マフィアとルアー』の造本の打ち合わせをしてきました。

ここで言う造本というのは、用紙や印刷の仕様のことです。

 

この打ち合わせを終えてハタと考えたのが、「本を作るっていうのはどういうことなのか?」ということ。

太田さんの企画のアシスタントをすることが僕たちの職責のひとつな訳ですが、ゲラや色校のやりとりといった実務面をこなしていたとしても、企画や原稿をいただくという本作りの根幹には殆どタッチしていないわけです。

また、自分が一から企画したとしても、星海社文庫や星海社FICTIONSの仕様も既に決まっているわけで、これもすごく厳密に言えば「編集者として全て自分の仕事」とは言えないんじゃないのか、と思ったり。

さらに、編集者としては兎も角、流通・販売を含めて読者の皆さんにちゃんと届けることができないと、いくら出版しても「本を作った」とは言えないのかも知れない……とか。

 

今は悩むよりも、目の前にあるやるべき仕事をきちんとこなすことが一番かも知れないですけどね。

というわけで、仕事に戻ります~。