編集部ブログ昼の最前線
たまには普通のブログっぽいことを書こうと思うんですが、本日は我が最愛のバンド、カーネーションのライブにお招きいただいて行ってきました。
結成は僕が生まれた翌年の1983年。たぶんこのブログを読んでいる人の多くは知らないんじゃないかと思います。
それも当然。まあ知らないなりに読んでいただきたいと思うんですが、とにかく僕が18歳の時からその輝きに魅せられて、夢中になっているバンドです。
とにかくカーネーションが好きなのです。
このバンドの良さを、僕は今まで散々誰かに伝えたくて、学生時代に書いていたテキストサイトやブログでしつこいほど書いたものでした。
それが伝わったかは定かではないですが。
社会人になってからはライブにあまり行けなくなったけれど、学生時代以上にカーネーションの音楽に助けられることが多くなったし、相変わらずブログでしつこく書いていた。
うざがられてたかも知れない。
編集者になって、一度特集を組ませて貰ったことがある。カーネーションのボーカル・直枝さんと曽我部恵一さんの対談をやった。
他の特集目当てで買った若い(或いは若くない)読者の多くどは引っかからなかったけど、一部10代の男性から「気になって聴いてみたらすごく良かった!」という葉書が来た。
思えばこれが、編集者としての一種の手応えだったのかも知れない(既存のファン層以外にも届いた)。当時は気負いすぎていて、そうはとらえられなかったけど。
ともあれ、今夜のライブは本当に素晴らしかった。いつものように堪能させていただきました。
僕はこれからもカーネーションを愛し続けるだろうし、誰かにCDを貸し付けようとするだろう。
そして、誰かの才能の輝きを伝えるために、本を作る。
よく分からないけど、これらはとても良くにているような気がする。