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林 シリーズものの3巻から読んでいるような、唐突な印象を受けました。どんな物語なのか伝わるよう、セリフやモノローグを駆使して丁寧に説明しましょう。

櫻井 登場人物が多くなってしまうこともあり、「他校の生徒との合同イベント」ということを4コマで説明するのは難しいですよね。さらに情報量が多くなる「演劇」は、題材として不向きだったかもしれません。

岡村 各キャラクターにどういった特徴があるのか、ということはなんとなく想像ができて、むしろうまく構成しているのではと感じました。ただ、このキャラが「すごくかわいい！」とか「すごくかっこいい！」と思えるような見どころを提示できていないので、魅力を深掘りする前に終わってしまっているという惜しい印象です。

石川 オーソドックスながらも奥行きを作れそうな登場人物たちでしたね。

太田 おもしろくなる要素が多すぎて、逆効果になってしまったという印象です。10本でまとまりをつけられるように整理が必要ですね。この長さで魅力を伝えられる人数は3人までだと思います。

櫻井 基本的に丁寧に描いてくださっているのですが、そのため力を入れている箇所とそうでないところが目立つのが残念でした。安定した出力は連載に必須なので、さらに上を目指してほしいところです！