書店ならびにCD・DVDショップなどの
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AT THE FIVE SPOT 1エリック・ドルフィー
“白熱”という言葉は、まさにこのアルバムのためにある。ジャケットも最高にカッコいい! 僕が気合いを入れて仕事をするときには、気がつくと“必ず”かけているアルバム。(一連の録音作品『ERIC DOLPHY AT THE FIVE SPOT 2』『ERIC DOLPHY MEMORIAL ALBUM』もぜひ)そして、このライブの直後に亡くなった盟友・ブッカー・リトル(Tp)死後のドルフィーのサウンドは、いつもどこかに空虚な気配が漂う。盟友の死が男に与えるダメージは、深すぎる。
MILES DAVIS AT FILLMOREマイルス・デイビス
1970年、マイルス・デイビスの四日間に亘るライブを、水曜日、木曜日、金曜日、土曜日……と、曜日ごとにライブを再編集して収録した “渾沌”と“開放”の音楽。編集前のサウンドが入っているブートレッグ(海賊版)と聴き比べてみると、プロデューサーのテオ・マセロの編集技術にうならされる。『ファウスト』Vol.4で僕が企画した伝説の「沖縄文芸合宿」のアイデアは、テオがプロデュースしたこのアルバムのサウンドが下敷きになっている。「金曜日」がやはり圧巻!
LAST DANCEブランキー・ジェット・シティ
ブランキー・ジェット・シティの解散ライブを収録したライブアルバム。このライブ当日、僕もそこにいた。胸が熱くなりすぎるので、年に何度も聴けないアルバム。
I MIGHT BE WRONGレディオヘッド
RADIOHEADの現在のところ唯一のライブアルバム。複雑な録音の彼らのスタジオアルバムより、むしろ聴きやすいかも。しかし『KID A』や『AMNESIAC』みたいなスタジオアルバムをこれだけ目に見えて“熱い”ライブにしてしまえる彼らのセンス、本当に凄い。6.7の異様なまでの切実な盛り上がりと、クロージングチューンの8.「True Love Waits」の美しさ……。僕が編集長を務める文芸雑誌『ファウスト』のオープニングイベント、「ファウストフェスティバル」でBGMとしてこのアルバムを流したのはいい思い出。
STAND UP!!矢沢永吉
THIS IS YAZAWA。88年発表のアルバム『共犯者』が大ヒットし、何度目かの全盛期を迎えた矢沢を中心に収録されたライブアルバム。矢沢にはドームも武道館もよく似合う。矢沢、O.K.です!