のうりん白鳥士郎

自分がやってるレーベルのシリーズをあげるのは、ポジショントーク丸出しなんですが、本当に面白いのだから仕方ない。自分は評論家ではなく作り手なので具体的なことは書きませんが、現在のラノベの一つの流れの中で間違いなく一番先端にいるという気がします。内容的に賛否両論あるだろうけれど、これからも異様に濃密なギャグを繰り出し続けるシリーズになってほしいです。

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百合男子倉田嘘

もう一つ、自分が連載している雑誌のほうから。タイトルがすべてを物語っているギャグ漫画です。最初のうちは、この設定では、そんなに長くギャグをできないだろうと思っていたのですが、なんかどんどんディープになって止まる様子がない。むしろ、雑誌との連動でどんどん悪ノリが進んでいる。読むのが不快な人のために雑誌に切り取り線をつけるというネタまでやったのには、すごいとしか言いようがないです。雑誌自体にここまで愛されているのがわかる漫画って、そうないと思います。

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京都府の歴史散歩〈上〉京都府歴史遺産研究会

随時、新版のひとまわり大きなサイズのものを出している歴史散歩シリーズでしたが、ついに京都府も新版が出ました。新版はまったくポケットサイズではないのが難点ですが、旧版はちょっと古いところもあったし、ちょうどいい頃合いかなと。このシリーズで、もっと寺社仏閣に興味を持ってくれる人がいればありがたいなと思っております。ちなみに森田は京都の上巻と中巻はほとんど全部まわってます。そこは『エトランゼのすべて』の圭介とほぼ同じです。あんなにリア充ではありませんでしたが……。

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