織田信長が生きた時代の豪華絢爛な桃山美術を思わせる無双帙。オリジナルの文様を、まるで金箔を施したかのような雅な特殊紙「アートクレストゴールド」の上に咲かせました。天平文様や唐花文様をイメージしつつ、信長の海外への野望の眼差しをも想像させるペルシャやヨーロッパの佇まいも取り入れたデザイン。空想上の花が咲き乱れるが如き文様は「物語」のイメージに重ねてセレクトしています。

『刀剣乱舞』の世界観にふさわしい本格的な和綴製本。表紙には「檀紙」、本文には「新奉書風しろ」という和紙を模して作られた紙をそれぞれ選定。表紙はあざやかな朱色の上に燃え上がる炎をあしらい、作品世界を表現しています。本文の書体「筑紫Aオールド明朝」は有機的な濃淡のある書体で手書き感があり、隅々まで「和」の趣きを感じさせる仕上がりです。

刀の持つ唯一無二の物語のみならず、鞘や柄、鍔などの拵えもキャラクターデザインの大事な要素となっている『刀剣乱舞』の世界に寄り添い、デザイン事務所「ヴェイア」のデザイナー・兼田彌生が、本能寺を巡る物語を美しく具現化。無双帙のオリジナル文様、紙や書体の選定など、物語の世界への没入感を高めるための上質なデザインが施されています。

選ばれし審神者の皆さまのために、此度の限定愛蔵版は328部すべてに脚本家・末満健一氏が直筆サインを入れてお届けします。これまで舞台『刀剣乱舞』の脚本・演出を通じて比類なき高みにまで至った本丸を構築した末満健一氏が、この記念すべき一冊に華を添えます。