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園崎詩音そのざき・しおん

本名は園崎魅音。本来は姉だったにもかかわらず、幼少時の入れ替わりがきっかけとなり姉妹関係が逆転。以来、忌み子の妹「園崎詩音」として生きることを余儀なくされた。魅音とは一卵性の双子であり、他 人には全く見分けがつかない。外見だけでなく内面もうり二つ。

本家から遠ざけられて聖ルチーア学園に押し込められていたが、昭和57年に脱走して興宮に戻ってきた。街で出会った悟史に恋愛感情を抱き、やがて沙都子を任されるほどの信頼を得るようになるが、二人は数奇な運命によって引き裂かれてしまう。

綿流し編・目明し編では悟史への想いと園崎家への復讐心から殺人鬼に変貌、数々の事件を引き起こす。最後は、敵を見誤っていたことや悟史との約束を破ってしまったことを自覚し、深い後悔の念に苛まれていた。

魅音が言うには、詩音が爪をはがしてけじめをつけた時点で、悟史との関係は園崎お魎にも許されていたらしい。